再生屋・秋池玲子さんのモチベーション向上法!「小さな目標をいくつも立てた方が仕事は必ずはかどる」
最近の若者は3年内に○割辞めると言われるとおり、
入ってすぐ辞める人が少なくありませんが、
それに対して、「仕事に慣れるには最低3年はかかる。その過程では苦労もあるが、成長の糧だと思って、
経験したほうがいい」と主張するのが、ボスコンの秋池玲子さんです。
秋池さんは、産業再生機構で破綻企業の再生に腕を振るった辣腕コンサルタントで、
再生企業の若いビジネスマンとのつきあいから、若者のモチベーション向上の秘訣を掴んだようです。
今日は、「THE21」2008年1月号の秋池さんの記事から、そのノウハウをご紹介します。
☆再生屋・秋池玲子さんのモチベーション向上法!「小さな目標をいくつも立てた方が仕事は必ずはかどる」
1,仕事は慣れるのに最低3年はかかる。
1年目は暗中模索の状態でも、2年目になると少しずつ状況が把握できるようになり、3年目でようやく、
ひととおり任せられるようになるものである。
2,その過程では辛いこともあるかも知れないが、多くの場合、それを乗り越えることも成長の糧だと思って、
経験した方がいい。
それを乗り越えずに諦めてしまう人は、いつまで経っても乗り越えられない。
3,乗り越えられずに諦めてしまう人には、目標を大きく持ちすぎるという傾向がある。
4,大きな夢の現実が厳しいことに気づいた人は、大きな目標をいくつかの段階に細分化すれば、
もう少し楽に乗り越えられる。
上司から大きな課題を与えられても、いきなり最終目的に到達しようというのではなく、細分化することで、
課題が解きやすくなる。
5,それでも答えが出なければ、もっと細分化する。
そうやって自分がもつ能力に加えて小さいチャレンジの範囲で到達できそうなところに目標を設定し、
それを積み重ねていけば、いずれ大きな目標にも到達することができるはず。
6,また、仕事はすぐにはうまくいかないのが普通だと思った方がいい。
すぐに成功させようと思うから、少しでも壁にぶつかると、環境のせいにしたくなる。
7,他人や環境に原因を求めるだけではなく、それを改善するための方法を自分なりに考えることが大切。
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