実は石油高騰が全く怖くないニッポン!石油輸入金額は僅かGDPの2%

元マッキンゼー日本支社長の横山禎徳さんの新刊、
「アメリカと比べない日本」を読みました。
横山さんは理系らしく、非常に精密な論理を組み立てる方で、
いつも信頼して本を読んでいるのですが、
今回の新刊も、横山さんらしい論理の展開で、今の日本の状況をサラリとおさらいしつつ、
今後の展望を解説してあり、興味深く読めました。
この本の中で、私が「オヤ!」と発見した点は、
日本のGDPと石油輸入金額についての記述の部分です。
以前から、長谷川慶太郎さん等が、日本は省エネ大国になったので、
石油高騰は深刻な影響を与えないと言っていたのですが、
半信半疑に聞いていたんですが、本当だったんですね。
以下にポイントをまとめましたので、チェックしてみてください。
アメリカと比べない日本
↑非常にロジカルな本で、知的好奇心を満足させてくれます。
☆現在の500兆円を超える日本のGDPのうち、石油輸入金額は、石油が高騰した後でも約10兆円。
GDPに比べて、約2%にしかならない。
☆ちなみに、日本のGDPに占める輸出の割合はかつては10%以下であり、
直近の不況期に12%に上がっただけである。
☆GDPの10%強の輸出で世界最大規模の外貨を稼ぎ続けているハイパフォーマンス国家である。
☆このような省石油国家になれた理由は、1973年の石油ショック以後、GDP成長に対する、
石油消費の弾性率という考え方が生まれ、それを年々落とす努力がなされて来た結果である。
現時点で、日本は中国の約9倍の石油消費効率を誇っている。
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